2019LPGA 最終プロテスト結果報告
苛酷な舞台を突破して新たなスタートを切った21名
合格を喜ぶミレニアム世代の面々。すでにツアーでの実績もあり、黄金世代に迫る次世代の有望株たちだ。
2019年度LPGA最終プロテスト(J F E瀬戸内海ゴルフ倶楽部)が昨年11月5〜8日に終了したわけだが、18位タイまでの21人がL P G A会員として新たなスタート台に立った!
2020年のステップアップツアーやLPGA新人戦に大いなる賑わいをもたらしてくれる彼女たちをあらためて紹介しておこう。
合格ラインは4日間通算1オーバーで、トップ合格は9アンダーのイ・ソルラ。風が強く厳しいコンディションの中、安定したプレーでQTファイナルステージの出場権を獲得した。
史上最も狭き門といわれたプロテストだったが、それを反映するかのように合格者の顔ぶれはバラエティに富んだ。
まずはイをはじめとする外国籍選手。すでにツアーではお馴染みのセキ・ユウティン、アン・シネからフィリピン国籍の新鋭・笹生優花まで幅広い層の7人が突破。最年長はイとアンでともに今月29歳になる。
ゴルフトゥデイ本誌で紹介したミレニアム世代からは西村優菜、安田祐香、澁澤莉絵留ら6人が合格。2001年生まれの今年高校卒業組からも山下美夢有、西郷真央、笹生優花(在学中)の最年少3選手が食い込んだ。
1998年生まれの黄金世代も相変わらず強力で、山路晶、中西絵里奈、田中瑞希、中国のセキ・ユウティンを含むと4名が晴れてプロに。同年の前後1年に生まれた選手を含めるともっとも多くを数えた。
合格者には2020年度のステップ・アップ・ツアーとLPGA新人戦の出場権が与えられる。