ヨコシン(横田真一)と小技は遊びながら上手くなる vol.1

2020/01/17 ゴルフサプリ編集部



子供の野球やサッカーは最初は遊びから上手くなっていったんだから、大人がやるゴルフだって遊び感覚でやった方が上手くなれるはず。
そこで、奇才・ヨコシン(横田真一)のショートゲームにおける“遊びの流儀”を短期連載します。

──ゴルフで 『遊び』 しました?

横田 ジュニアの頃にリフティングしたり、激スピンを掛けてみたり、SWで遊ぶことが多かったかなぁ。

──ボールをSWで拾ったりとか。

横田 もちろん。

──あれ、上手く拾えないんですよ。

横田 どうやっています?

──普通に、フェースを開いてボールの下に歯の部分を入れようとするけど、ボールが逃げちゃうんです。

横田 あ~、最初のフェースを開くという段階で無理。
それじゃボールはいつまでたっても拾えないわ。
だって、SWを開けばバウンスがあるから歯の部分は浮くでしょ。
それでボールの下にフェースを入れようとしても、歯で押されてしまうから拾えない。
そうじゃなく、まずフェースを被せて歯の部分を地面に着ける、これで歯が浮かないでしょ。そうしたら、このフェースを今度は開きながらボールの周囲をクルっと回転させるんですよ。

──回転⁉

横田 そう。フェースをボールの下に『押し入れる』んじゃなく『回し入れる』。
それで、ボールは『すくう』のではなく『回し乗せる』って感じかな。

──凄い! なんかコツがわかった感じがします。