ヨコシン(横田真一)と小技は遊びながら上手くなる vol.3
子供の野球やサッカーのように、大人がやるゴルフも “遊び感覚”で覚えることが上達への近道だ。
奇才・ヨコシン(横田真一)のショートゲームにおける“遊びの流儀”を大公開!
─今回は、SWの刃の部分でボールを打つ遊びですね。
横田 はい。この遊びのポイントですが、クラブを通常よりちょっと短く握りましょう。
─どうして短く握るんですか。
横田 SWで打つ時は、ボールとの距離が遠くなるほどボールが左に飛びやすくなるので、短めに持ってボールの近くに立つんです。
そして、少しヘッドを浮かせ、クラブを若干吊るように構えます。
打ち方はパッティングとほぼ同じで、ボールの赤道辺りを刃でコツンと打ちます。
─これは、どこでやるんですか。
横田 これは室内で出来るSWの数少ない遊びです。
そこでまず、座布団や絨毯の上にボールを置いてやってみましょう。
赤道の少し上や下を叩いても転がってくれるので、気楽に遊んでみてください。
あと、ちょっと毛足の長い絨毯に沈んだボールを刃で打つ遊びをもいいですよね。
絨毯の上でバウンスを滑らせながらボールを打つ感じを覚えたら、今度は実際のラウンドでこれをやってみましょう。
グリーンとカラーの境目にボールがくっついた時に、次のアプローチで、この遊びで覚えたSWの刃で打つテクニックを使います。
パターだと手前のラフでダフッタリするけれど、先ほどの絨毯のようにSWのバウンスを滑らせていくことで、キッチリとボールにコンタクトすることが出来るので、しっかりボールが転がってくれますよ。