ヨコシン(横田真一)と小技は遊びながら上手くなる vol.4
子供の野球やサッカーのように、大人がやるゴルフも“遊び感覚”で覚えることが上達への近道だ。
奇才・ヨコシン(横田真一)のショートゲームにおける“遊びの流儀”を大公開!
─『林の中で遊ぶ』って、かくれんぼですか? 懐かしいですね。
横田 林の中に入ったら、そんなに楽しんでられないでしょ。
─確かに。林の中に入ったら、ダボやトリは覚悟ですからね。
横田 林の中で一番困るには、木の幹にボールがくっついてしまい、『背面打ち』や『左打ち』でチョイ出しするしかないときですよね。コレってやったことが無いからミスするわけだから、普段から練習しておけば大叩きはだいぶ減りますよ。
─飛ばないやわらかいボールで室内で遊びながらできますもんね。じゃあ、コツを教えて下さい。
横田 『背面打ち』は、ボールの近くに立ってクラブを短く持ち、腕をダランと垂らして構える。打ち方のポイントは、あまり大振りしないことで、振り上げる腕はせいぜい腰か肩の高さくらいに。意識してボールに当てにいこうとするとワキが空いて軌道がブレて空振りになったりするので、ダウンスイングはクラブの重量で落下させ、自然にボールにコンタクトをさせる、コレだけです。『左打ち』はかなりのハンドファーストに構えて、コンパクトに、そしてダウンブローに打つこと、コッチもコレだけです。
─割と簡単に遊べそうですね。家でやってみたいと思います!