ヨコシン(横田真一)と小技は遊びながら上手くなる vol.6

2020/02/05 ゴルフサプリ編集部



子供が何でも遊びから覚えていくように、ゴルフも遊び感覚で覚えるのが上達への近道。
奇才・ヨコシンのショートゲームの“遊びの流儀”を大公開!



横田 バンカーショットは脱出することばかり気にしがちですが、バンカーから脱出した後のボールのコロがり方も大事なので、遊びでチェックしましょう。

─どうやるんですか。

横田 砂を盛ったりしてライを3つ作ります。①左足上がりのようにフォロー側に砂があるライ。②砂が盛り上がった上に乗っていてフォロー側に砂が無いライ。③ボールの手前の砂がモッコリあるライ。この3つのライは、同じ打ち方をしてもつのライは、同じ打ち方をしても
飛び方やグリーンに乗ってからのボールのコロがりが違うんです。

─どう違ってくるんですか。

横田 ボールの前後の砂の状態によって違いが出るんです。
①のようにヘッドを抜いていく側に砂が多くある場合、インパクト以降にヘッドが砂によって持ち上げられ、ボールとの接触時間が長くなってギュギュっと低く出てスピンでボールがよく止まります。
②のようにボールの向こう側に砂が無いと、ヘッドがボールの下を潜ってダルマ落し的になってまったく飛びません。
③のようにボールの手前がモッコリしている時は、絶対にスピンがかからないのでグリーン上でコロがります。

─コロがりを知っていたら、打ち方も変わってきますね。