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ヨコシン(横田真一)と小技は遊びながら上手くなる vol.6

2020/02/05 ゴルフサプリ 編集部

子供が何でも遊びから覚えていくように、ゴルフも遊び感覚で覚えるのが上達への近道。
奇才・ヨコシンのショートゲームの“遊びの流儀”を大公開!

横田真一

1972年生まれ。
ツアー2勝。専修大学卒業。順天大学医学部研究科の都内の修士号を取得。
自ら監修の都内の練習場『YOKOTA GOLF BASE』では、レッシュ4スタンス理論に基づくタイプ別レッスンを行っている。

ヨコシン(横田真一)と小技は遊びながら上手くなる|荒れた『砂場』で遊ぶ

いろんなライからのボールの転がり方を知っておこう

フォロー側に砂ある

左足上がりのようにボールを打った直後に砂が多くある場合、低く出てグリーン上ではスピンが効きよく止まる。

フォロー側に砂ない

砂山の上に乗ったような状態で、インパクト後にヘッドを抜いていく方に砂が無い場合、ラフでのダルマ落としと同じようにボールがまったく飛ばない。

ボールの手前に砂ある

ボールの手前(右側)の砂が盛り上がっている場合、フェースとの間に砂が入るのでスピンがかからず、グリーン上でランが多くでてしまう。

ボールの前後の砂の状態によってコロがりが違ってくる

横田 バンカーショットは脱出することばかり気にしがちですが、バンカーから脱出した後のボールのコロがり方も大事なので、遊びでチェックしましょう。

─どうやるんですか。

横田 砂を盛ったりしてライを3つ作ります。①左足上がりのようにフォロー側に砂があるライ。②砂が盛り上がった上に乗っていてフォロー側に砂が無いライ。③ボールの手前の砂がモッコリあるライ。この3つのライは、同じ打ち方をしてもつのライは、同じ打ち方をしても
飛び方やグリーンに乗ってからのボールのコロがりが違うんです。

─どう違ってくるんですか。

横田 ボールの前後の砂の状態によって違いが出るんです。
①のようにヘッドを抜いていく側に砂が多くある場合、インパクト以降にヘッドが砂によって持ち上げられ、ボールとの接触時間が長くなってギュギュっと低く出てスピンでボールがよく止まります。
②のようにボールの向こう側に砂が無いと、ヘッドがボールの下を潜ってダルマ落し的になってまったく飛びません。
③のようにボールの手前がモッコリしている時は、絶対にスピンがかからないのでグリーン上でコロがります。

─コロがりを知っていたら、打ち方も変わってきますね。

バンカーの基本はコックを使って上から打つ

バンカーショットはヘッドを上からカットに入れ、サンドウエッジのソールで砂をドンと叩いて爆発させます。
上から入れるのが難しいという人は、左足に体重を乗せておき、バックスイングでコックを使います。
コックを使うことでダウンで上からヘッドを落とすことができます。

ヨコシン(横田真一)と遊んで分かったこと|『開く』か『閉じる』か

ゴルフにまつわる“遊び”にヨコシンがレッスンを加えることで小技を学ぶこの連載。今回は、目玉の打ち方をゲット!

目玉は「打ち込める人はフェースを開く」「打ち込めない人はフェースを閉じる」

コースや練習場のバンカー練習場で、ボールを上から下に叩きつけて人工の『目玉』を作る。

上から鋭角的に入るなら、フェースは被せても、開いてもOK

─目玉の遊び方も教えてもらえますか。

横田 まず、ボールをドンと叩きつけて『目玉』を作ります。ところで、目玉の打ち方はどうしていますか。

─フェースを被せて打つと言われますけど、左に引っかかりそうで怖いです。

横田 フェースを被せるのは鋭角的にヘッドを入れたいからなんです。でも、普通に打ち込めるという人は、通常のバンカーショットと同じようにフェースを開いて打ってもいいんですよ。でも、打ち込めない人とか非力で砂を爆発できないというような人は、フェースを閉じて打った方がいいですよね。

─開いて打てるなら、引っかかる心配はないですね。

横田 いや、フェースを被せても引っかかりませんよ。バンカーは砂を爆発させて飛ばすので、フェース面の向きはあまり関係なくて、ボールは飛んで行く砂と同じ方向に飛ぶんです。だから、フェースを開いた場合でも、ボールは右には飛びません。そういうことも遊びでやってせん。そういうことも遊びでやってみるとよくわかりますよね。

─グリーンに落ちてからのコロがりはどうなりますか。

横田 ボールの手前に砂が入る場合と同じで、スピンがかからず、落ちてからかなりコロがるボールになりますから、その計算も大事です。

─目玉の時の打ち方は、特別なものがあるのですか。

横田 打ち方のポイントは、一般的なバンカーショットと同じで、上からヘッドをドンと砂に打ち込むことです。ただ、普通のバンカーショットよりもヘッドを鋭角に入れていきたいので、アドレスで左足に体重を乗せておき、そのまま最後まで左足体重で打っていくようにします。

力のある人はフェースを開く

クラブを上から打ち込むスウィングが出来る人は、通常のバンカーショットと同じようにフェースを開いて打っていこう。

非力な人はフェースを閉じる

クラブの入射角が緩やかな人や非力な人は砂の爆発が弱くなるので、フェースを被せて打つことで砂の爆発を強くする。

バンカーではボールは砂と同じ方向に飛んでいく

フェースを開きフェース面の向きがピンの右を向いていても、ボールは真っすぐピンの方向に飛んでいく。

フェースを 閉じてフェース面がピンの左を向いていても、ボールは真っすぐにピンの方に飛んでいく。

目玉の時の打ち方

打ち方は一般的なバンカーショットと同じで、上からヘッドをドンと砂に打ち込むだけだが、よりヘッドを鋭角に入れていきたいので、アドレスで左足に体重を乗せておき、そのまま最後まで左足体重で打っていくようにする。

ヨコシン(横田真一)コラム|バンカーでのミスの原因は『ヘッドスピード不足』です

バンカーでのミスといえば、バンカーから脱出できないとかホームランがほとんどだと思いますが、実はこの2つのミスって原因が同じところにあることが多いんです。
飛ばなくて出ないことと、飛び過ぎのホームランが同じなんて、嘘だろうと思うかもしれませんが、実は、二つとも『ヘッドスピード不足』が原因なんです。

まずバンカーから脱出できないのは、上手く出そうとか、距離を合わせようという意識が強くてクラブを速く振れず、砂を爆発させるだけのヘッドスピードが足りなかったことが原因です。
ホームランの場合も、ヘッドスピード不足で砂を爆発できなかったヘッドが、そのままバウンドしてフェースの歯でボールを叩くことで起こることが多いんです。

これで分かるように、バンカーショットが成功するか失敗しるかのポイントは、いかにボールの手前に勢いよくヘッドを打ち込めるかどうかです。

怖がらずに、スパッとヘッドスピードを上げながら振り切ってください。

GOLF TODAY本誌 No.565 122~125ページより


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●vol.3:<刃で打つ>で遊んでみる
●vol.4:<林の中>で遊んでみる
●vol.5:<砂場>で遊んでみる
●vol.6:荒れた<砂場>で遊ぶ
●vol.7:<激スピン>で遊ぶ
●vol.8:<モノマネ>で遊ぶ
●vol.9:<クラブを替えて>遊ぶ
●vol.10:<傾けて>遊ぶ
●vol.11:ピンを<差して>遊ぶ
●vol.12:ピンを<トラックマン>で遊ぶ

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