2019年最難関ホールはどこだ!? 国内男子ツアー編
「いまどきツアーをデータ斬り!」国内外のゴルフツアーをあらゆるデータで一刀両断 Vol.24
選手を最も苦しめたホールはどこだ! 今回、次回と昨年の国内ツアーで最も難しかったホールを紹介する。今回は男子ツアー。最難関は“王座”に君臨し続けるあのホールだった。
昨年の男子ツアーで最も長いパー4だったのが、フジサンケイクラシック(富士桜CC)の5番ホールである。その距離は実に535ヤード。標高1000mほどの高地にあり、平地よりもボールが飛ぶとはいえ、短めのパー5よりも長い。そして、ここが昨年、選手を最も苦しめたホールだった。
平均ストロークは4.694である。4日間でバーディーはわずかに8個。最終日は68人がプレーして誰もバーディーを奪えなかった。長い距離に加えてグリーン左手前の池が難易度を高くしている。最終日、単独首位に立っていた崔虎星はこの池に入れてダブルボギーを叩き、敗れ去った。