新型コロナウイルスで延期が決定!東京五輪ゴルフはどうなる!?
1900年のパリ、1904年のセントルイス大会で開催ののち競技から外れ、前回のリオ大会で112年ぶりに復活した五輪のゴルフ。新型コロナウイルスのパンデミックで延期が決定。金メダルを目指してきた選手達とその現状をお伝えする。
本来なら代表選考の締め切り前までに世界各地でトーナメントが開催され、その結果に伴って出場選手が決定するのだが、すでにご承知の通り、新型コロナウイルス禍によって2月から各地でトーナメントが中止や延期に追い込まれた。そのため、男子は3月15日付、女子は同16日付で世界ランキング中止の措置がとられ、これに連動してオリンピックランキングも停止した。
現時点では日程も、はたまた開催するはずのコースである霞ヶ関カンツリー倶楽部での開催があるのかないのかも確認できない状況だ。しかしすでに決定されていて、変わらないものもいくつかある。その一つが出場する選手の数。男女ともの60名で、オリンピックランキングに基づいて代表資格が与えられる。
男女ともにオリンピックランキングでトップ15に入れば、1カ国4名までが出場可能。それ以下は2名、該当者がいない国は1名を代表選手として送り出せる。その締め切りが男子は6月22日、女子は6月29日までだったが、これもこれからの議題になってくる。しかし他のスポーツのように対戦して、人数やチームが決まるわけでは無いので、そのあたりの混乱はなさそうだ。