ヨコシン(横田真一)と小技は遊びながら上手くなる vol.13
子供が何でも遊びから覚えていくように、ゴルフも遊び感覚で覚えるのが上達への近道。奇才・ヨコシンのショートゲームの“遊びの流儀”を大公開!
横田 傾斜にかかるパッティングラインの傾きを、どう判断していますか。
──見た目とか足場の傾きを感じたりとかです。でもアマチュアの場合はキャディさんの「カップ3つ分、スライスをみてください」といった言葉を基準にすることが多いです。
横田 では、『カップ何個分のスライスライン』というのは、どういうコロがり方をするのかを見てみましょうか。
──どうするんですか?
横田 スティンプメータでボールがカップインするまでコロがしていくと、ある条件でコロがした時のカップインをするラインが分かってきます。
──でもこれだとラインは分かるけれど、傾きの度合いは分かりません。
横田 スティンプメータの向きは、パッティングの時のパターのフェース向きと同じです。そこで、スティンプメーター先端が向いている位置を見ると、カップ4個分ほど左を向いています。つまりこのラインは、「カップ4個分のスライスのライン」という傾斜になるわけです。では、このカップ4個分のスライスラインをどのように打っていくべきなのか、そのヒントは画像2に隠されています。