目指せプロテスト合格!美人研修生2人がこっそりやってる「秘策」公開|第2回
法政大学ゴルフ部の同期生として活躍、ともに今秋のプロテストに受験する予定だという小林瑞季と高野あかり。「大の仲良しであり、良きライバル」と口をそろえる2人を訪ねて、彼女たちがこっそりやっている、正確なドライバーを打つための秘策をきいた。ドライバーショットに悩むゴルファーにとって良きヒントになること請け合いだ。
テークバックの始動のタイミングって思った以上に難しいですよね。アドレスをつくって「さあ、クラブを動かそう」という段階になって緊張で体が固まったり、「この方向に上げていかなくちゃ」なんて考えたりするとテークバックがスムーズにいきません。
私自身もアドレスで結構体が固まりやすくて、下半身が止まったままでクラブを始動してしまうクセがあります。足が動かないと手先だけで上げてしまうから、スイングのリズムが崩れやすいですし、バックスイングの捻転が不足してミスショットの結果に。
そうしたミスを防ぐために、アドレスの体勢をつくったら軽く足踏みするように心がけています。体重を左右均等に乗せた体勢から右、左、右と体重を交互に乗せながら両足を少しバタバタさせて、左足から右足へと重心を移動するタイミングに合わせてテークバックをスタートするのです。
別にリズムをとっているわけではないのですが、足を軽く動かしておくことでテークバックを始動させやすいですし、上体と下半身の連動がうまくいきやすいと思います。
私はワッグルをあまりしませんし、テークバック直前にグリップや右ヒザを目標方向に軽く押し込むフォワードプレスもしません。テークバックの始動は足でタイミングをとるものだと考えていますから。
軽い足踏みで反動をうまく利用するという意味では「足のワッグル」と言ってもいいかもしれませんね。