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目指せプロテスト合格!美人研修生2人がこっそりやってる「秘策」公開|第2回

2020/05/12 ゴルフサプリ編集部

法政大学ゴルフ部の同期生として活躍、ともに今秋のプロテストに受験する予定だという小林瑞季と高野あかり。「大の仲良しであり、良きライバル」と口をそろえる2人を訪ねて、彼女たちがこっそりやっている、正確なドライバーを打つための秘策をきいた。ドライバーショットに悩むゴルファーにとって良きヒントになること請け合いだ。

高野あかり&小林瑞季の私のチェックポイント教えます!

高野あかり
たかの・あかり/1996年1月31日生まれ、千葉県出身。法政大ゴルフ部出身。得意クラブはウェッジ。ドライバーの平均飛距離230ヤード。158センチ、フリー

小林瑞季
こばやし・みずき/1995年8月21日生まれ、東京都出身。法政大ゴルフ部出身。得意クラブはパター。ドライバーの平均飛距離230ヤード。163センチ、フリー

高野あかりの秘策|軽くバタ足してテークバックをスムーズに始動

テークバックの始動のタイミングって思った以上に難しいですよね。アドレスをつくって「さあ、クラブを動かそう」という段階になって緊張で体が固まったり、「この方向に上げていかなくちゃ」なんて考えたりするとテークバックがスムーズにいきません。

私自身もアドレスで結構体が固まりやすくて、下半身が止まったままでクラブを始動してしまうクセがあります。足が動かないと手先だけで上げてしまうから、スイングのリズムが崩れやすいですし、バックスイングの捻転が不足してミスショットの結果に。

そうしたミスを防ぐために、アドレスの体勢をつくったら軽く足踏みするように心がけています。体重を左右均等に乗せた体勢から右、左、右と体重を交互に乗せながら両足を少しバタバタさせて、左足から右足へと重心を移動するタイミングに合わせてテークバックをスタートするのです。

別にリズムをとっているわけではないのですが、足を軽く動かしておくことでテークバックを始動させやすいですし、上体と下半身の連動がうまくいきやすいと思います。

私はワッグルをあまりしませんし、テークバック直前にグリップや右ヒザを目標方向に軽く押し込むフォワードプレスもしません。テークバックの始動は足でタイミングをとるものだと考えていますから。

軽い足踏みで反動をうまく利用するという意味では「足のワッグル」と言ってもいいかもしれませんね。

アドレスで体が固まるとテークバックで足が動かず、手先だけでクラブを上げてしまいます。
体重を左右均等に乗せて構えたら、右足、左足、右足と交互に体重を乗せて軽くバタバタさせています。
体重を右足に移動するタイミングに合わせてテークバックを始動。足も動きやすいから捻転が深くなります。

小林瑞季の秘策|しっかり振り切れるように両手をソフトに握る

私はフックグリップに握るタイプなのですが、両手の握りの形よりも握り圧の強さのほうに気を配っています。テークバックの始動とか切り返しで余分な力が入りやすいのでできるだけリラックスを心がけていますね。

素振りするときって案外力が抜けるじゃないですか。うまく脱力できるから、フィニッシュまで気持ちよく振り切れますよね。実際のショットでもこのくらいの感覚でクラブを振れたら最高だと思います。

こんな形で握るのが基本だということも大事ですが、私にとってはいかに素振りのようにしっかり振り切れるかが重要なので、なるべく力を抜いてグリップを握ることを第一に考えます。

といっても両手の全体をゆるゆるに握るわけではありません。クラブを胸の前で持って軽く上下に動かすと、クラブヘッドを下げたときにクラブの重さで左手の小指側の3本に締まりが感じられます。

グリップは強くは握りませんが、左手の小指側の3本の締まり感覚はとても大切でしすし、スイング中もこの3本だけは緩まないように注意しています。クラブの重さを利用してスイングする感覚が生まれて、遠心力を最大限に利用できますからヘッドスピードも上がります。

私はストロンググリップに握るタイプ。でもグリップの形よりも握り圧を大事にしています。
スイング中に余分な力が入りやすいので、できるだけグリップを柔らかく握ります。
両手にクラブの重さが感じられるくらいの握りの強さがベストです。
クラブを軽く上下に動かし、クラブの重さで左手の小指側の3本に感じられる締まり感覚をキープしてスイングします。


取材協力・サザンヤードCC



美人研修生2人がこっそりやってる「秘策」公開

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【シリーズ一覧】
●第1回:クラブを真っすぐ立ててからアドレスをつくる&大きなアークを描くイメージでダウンスイング
●第2回:軽くバタ足してテークバックをスムーズに始動&しっかり振り切れるように両手をソフトに握る
●第3回:目指せプロテスト合格! 美人研修生2人がこっそりやってる「秘策」公開|第3回
●第4回:いつも右手が上にあるイメージでスイング&クラブの重さを利用してシャフトをしならせる
●第5回:ボールを打つよりも素振りの回数を多く&トップでちょっと「間」をおいてリズムよく振る