ゴルフも離れていても繋がろうNew Normal ―新常識―へ
佐渡充高のテレビでは語れなかったPGAツアー
来日して茂原カントリー倶楽部でいっしょにラウンドした頃は親密距離にあったトランプ大統領と安倍晋三首相だが、新型コロナウイルスが蔓延した今はちょっと距離が離れた感じか。
新型コロナウイルスは世界のゴルフを激変させた。欧州のゴルフ場は70%が閉場、豪州も全土に営業自粛要請があり少数が条件つきで営業。
主要プロツアーも男女ともに3月中旬に全て中断し、4月初旬段階で開催しているのはアリゾナ州のカクタスツアー(女子ミニツアー)のみだ。4月2日にPGAツアーの役員ロス・ハーリンの陽性が判明し、さらなる注意喚起が必要になった。
選手たちの生活も激変。世界を転戦する多忙な生活から自宅待機。家族と過ごしながらリフレッシュするかたわらツアー再開に備えトレーニング練習に励んでいる。
フロリダ州在住のジャスティン・トーマスらは練習の合間に魚釣りやハンティングに出かけるなど自由に行動する選手がいる一方、なかには不調を訴える選手も。