日本初公開! スリクソンのニューモデル「ZX7」

「ZX7」も 飛距離性能に期待大の 新世代・複合構造?

2020/07/09 ゴルフトゥデイ 編集部



米国在住のゴルフフォトジャーナリスト、JJタナベが、今春開催された「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」の会場で見慣れないヘッドのドライバーでテストする選手を発見。

ソールにはSRIXONのロゴとともに「ZX7」という文字が見える。はたして、どんな性能を備えた「自信作」なのだろう。日本初公開、そしてゴルフトゥデイの独占情報、ぜひチェックしてほしい。

日本を代表する用具メーカーとして米ツアーでも確固たるシェアを獲得しているスリクソン。昨年は契約選手であるシェーン・ローリーがスリクソンZ585ドライバーを手に全英オープンを制覇。今年2月にはグレーム・マクドウェルがZ785を使用し欧州ツアーで優勝した。

契約しているのだから契約メーカーのドライバーを使うのは当然、と思われがちだが、ほんの2年前までは二人とも他社のドライバーを使用していたのだ。二人だけではない。米ツアーにおけるスリクソン・ドライバー使用率はほとんどゼロというのが実情だった。それが、ゼロから1、そして2へと着実に使用選手が増えている。ゼロから1への壁を超えた理由はなんだったのだろうか。

2013年、松山英樹の米ツアー参戦と同時に、スリクソンのスタッフも米ツアーへと本格的に乗り込んだ。すでにボールは海外ツアーでも使用率が高く知名度もあったが、ドライバーを展開していくのは2014年のZ45シリーズからである。

当初、海外選手はテストはするがツアーで実際に使用するのは数名程度という日々が続いた。実際にボールの使用率は良いのに、なぜクラブはなかなか使ってもらえないのか? 現場のスタッフはそれを打破すべく何十回何百回と選手の声を聞き、様々な試行錯誤を重ねていたのではないだろうか。