2020年の渋野は昨年より攻める! 渋野がリモートで語った3kg増とお尻強化
TEE-UP WORLD WIDE TOPICS & NEWS|今月の1枚
今季初戦となる「アース・モンダミンカップ」の2週間前に、リモート会見に応じた渋野日向子。会見には青木翔コーチも同席。自粛中の練習やプライベートについて、リモートであっても渋野らしく本音で語ってくれた。
久しぶりに取材した渋野日向子は何もブレていなかった。出場予定だった海外の試合が中止になり、国内ツアーの開幕も遅れ、オリンピックも延期になるという想定外のことが起きるなか、渋野日向子は目標に向かって進み続ける日々を過ごしていたようだ。約30分のリモート会見で、最も強い言葉だったのは
「この期間でゴルフに対する気持ちや目標に変化はありましたか?」という質問に対して、
「何も変わっていません!」
と即答したときだった。変わっていないのは目標に向かう姿勢であり、飛距離や体はパワーアップしてアプローチにも自信をつけていた。
「体重は3、4㎏くらい増えました。トレーニングメニューは鬼だったので、写真で見てもビフォーとアフターは全然違います」(渋野)
練習について渋野は、
「99%、アプローチをやらされていました(笑)。転がしもやりましたし、ロブ系も」
青木コーチも進化について、
「ロブショットは上手くなったと思います。ただし、ロブやアプローチの練習は攻撃的なゴルフをしたときにダブルボギーの回数を減らすためです」
渋野もプレースタイルについては、
「昨年以上に攻めのゴルフができるかなと思っていますし、ドライバーの飛距離が伸びたところも見せたい」
昨年、多くのゴルフファンを魅了した攻めのゴルフ。今年はそれがさらに進化していそうだ。リモート会見の画面越しに伝わってきたのはパワーアップした渋野だった