Q.スライスが直りません A.フェースの「開閉順序」が逆になっています|ゴルフ新理論「グラビティメソッド」

カラダが喜ぶ、グラビティメソッド Season3 vol.1

2020/07/28 ゴルフサプリ編集部



スイング中の重心を整え、再現性を高める「グラビティメソッド」。
シーズン3では、ゴルファーの具体的な悩みを解決していきます。

この連載もいよいよシーズン3に突入。ここからは、ゴルファーの皆さんが抱える、様々な悩みに答えていきます。第一回目は、多くの方が悩むスライスの改善です。スライスの原因は様々ですが、共通するのは切り返し以降で、フェースを開くように使ってしまっていることです。

よく言われることですが、ゴルフクラブはシャフトの延長線上にヘッドの重心がない道具です。そのためクラブはスイング中、自然とフェースが開閉するように動きます。ほとんどのスライサーは、フェースが開くようにテークバックしてしまっているため、その反動でトップではフェースが閉じ、そして切り返し以降ではフェースが開いてインパクトしてしまうのです。

正しいフェース使いは、テークバックではフェースを閉じ、トップで開き、切り返し以降は閉じるようにすることです。フェースが開いたクラブは自然に閉じるように動くので、その特性を活かすのです。正しいフェース開閉が行われたインパクトが得られれば、ボールは軽いドローになります。