ゴルファーのアプローチテクを最大限引き出す! フォーティーン「RM-4」
9月に発売予定のフォーティーンのニューウェッジ「RM-4」。すでにUSPGAツアーの選手に使用されるなどし、発売前から何かと話題になっている。重心可変構造の「ステップブレード」や精密機械加工を新たに加え、スピン性能、操作性、デザインを進化。
様々な状況下において、プレーヤーのイマジネーションに応え、最高の結果へと導く高い機能性を備えたモデルだ。このウェッジをカリスマクラブコーディネーター・鹿又芳典氏と、自らをゴルフバカと呼ぶイラストレーター・野村タケオ氏が芝の上から試打。話題の新製品に興味津々のお二人のインプレッションをお届けする。
鹿又「打った時の第一印象は『フェースへの乗り方とスピンの入り方がえげつない(笑)』とにかく、ビタッと止まります。特に短い距離でもしっかりスピン入るから、インパクトで緩まずに打てます。また、構えたときにフェース面に対してのヒールのつくり方にスクエア感が出ていると感じました。
リーディングエッジのラウンドからヒールへのつながりがすごく綺麗で、バーチカルラインを合わせれば、あ……ここに飛ぶなと思う方向に球が飛ぶんです。開いたときも同じで、フェースを開いたときに邪魔になるところが一切ない。どこにもストレスを感じないシェイプなので、アドレスがしやすいですね」
野村「僕も『すっごいスピンが入る』と感じました。特にSのほうは、バウンスがすごい効いています。生の芝の前に練習場の人工芝で打ったのですが、そのときは“当たり過ぎ”で、ダフっているのかと思うくらいでした。
だけど、その後に芝から打ったら、そのバウンスがいい仕事をしてくれて、僕はこ~ゆ~の好きですね。Hはソールのリーディングエッジ側が削り落としてあって開きやすく、スピンが入るから低い球で出て、ギュギュッと止まります。ラインを出せて、方向性も出しやすく感じました」
鹿又「フェース面に目立つミーリングはなく、シンプルな構造なんですが、球がフェースから離れないくらい乗って、その分ちょっと低めに出ます。長い距離でスピンがかかるウェッジは当たり前だと思いますが、これは短い距離でもスピンコントロールがしやすいですね」
野村「芝からのテストは、ピンまで20ヤード弱くらいの距離からでしたっけ?」
鹿又「ピンまでキャリーで15ヤードくらいでした。スピンを入れられるし、球の高さも思ったところに出ていくから操作しやすかったですね。短い距離でスピンコントロールがしやすいと感じましたね」