ジョン・ラーム「ザ・メモリアル トーナメント」 全米オープン級のハイスコア争い! チップインボギーで初の世界№1
一流キャディから人気レポーターへ! 世界の杉ちゃんが診る今月の一打
プロキャディー・ゴルフ解説者の“世界の杉ちゃん”こと、杉澤伸章氏がPGAツアーで約60年振りとなる2週連続での同一コース開催となった「ザ・メモリアル トーナメント」でのレポートをお送りします。
GOLF TODAY本誌 No.579/80ページより
PGAツアーでは約60年振りとなる2週連続での同一コース開催となった「ザ・メモリアル トーナメント」。最終日はハイスコアが連発した異例の展開でした。優勝したジョン・ラームが3オーバー、2位のライアン・パーマーが2オーバーで、上位9位に入った選手で最終日にアンダーを出したのは1人だけ。最終日の全選手の平均スコアは75・95でした。
難コース設定になったのには理由があります。会場のミュアフィールド・ビレッジGCは試合翌週からの大改造が決まっていて、ギリギリまで芝を短くカットすることができました。その結果、フェアウェイもグリーンもパンパンに硬くて全米オープン級のセッティングになったのです。