コリン・モリカワが今年初のメジャー「全米プロゴルフ選手権」で優勝
一流キャディから人気レポーターへ! 世界の杉ちゃんが診る今月の一打
プロキャディー・ゴルフ解説者の“世界の杉ちゃん”こと、杉澤伸章氏が今年初のメジャー「全米プロ」でのレポートをお送りします。
GOLF TODAY本誌 No.580/79ページより
今年初のメジャー「全米プロゴルフ選手権」では、最終日の中盤になっても6人がトップタイで並ぶ大混戦でした。その展開で、最初にコリン・モリカワ選手が優勝に近づいたのが14番のチップインバーディ、そして16番のイーグルで優勝をほぼ確定させました。
しかし、本当にコリン・モリカワ選手の強さを感じたのは2つのスーパーショットが出た14番と16番ではなく、それ以外のホールでした。チップイン直後の15番はフェアウェイが狭いホールですが、モリカワ選手はあっさりとフェアウェイをキープ。また、最終18番はボギー、ダブルボギーもある難しいドッグレッグでしたが無難にパーセーブ。優勝争いの中でもリズムを変えることなくプレーできるメンタルの強さと安定感が優勝の要因だと思います。