桃子、メジャー自己最高6位は記録づくめの逆転劇!
「いまどきツアーをデータ斬り!」国内外のゴルフツアーをあらゆるデータで一刀両断 Vol.43
全英女子オープンで上田桃子が6位と健闘した。予選終了時52位から決勝ラウンド2日間で7アンダーをマークしての大逆襲。歴史的な大幅ランクアップとなった。
海外メジャーにおける日本勢のトップ10入りは今回の上田で73例目となる。その中で予選終了時52位からのトップ10入りは最も低い順位からの巻き返しである。これまでは1983年ピーター・ジャクソンクラシック(後のデュ・モーリエクラシック)での岡本綾子の50位(最終順位は10位)が最低順位だった。順位のランクアップの数でいうと52位から6位だから46ランクアップとなる。こちらも2010年全米女子プロでの宮里藍の45ランクアップ(48位から3位)を抜いてトップ10入り選手中歴代1位の記録となった。まさに記録づくめの逆襲劇だったのである。