米女子ツアーに、規格外のルーキーが登場!!
「いまどきツアーをデータ斬り!」国内外のゴルフツアーをあらゆるデータで一刀両断 Vol.52
米女子ツアーにどえらいルーキーが現れた。フィリピン出身のビアンカ・パグダンガナンだ。規格外の飛距離でツアー記録を14年ぶりに塗り替えることが濃厚なのである。
ブライゾン・デシャンボーが米男子ツアーのドライビングディスタンス新記録を樹立したことはこのコラムでお伝えしたが、米女子ツアーでも同じ部門の記録が塗り替えられそうだ。主役はパグダンガナン。23歳のルーキーである。
10月25日が最終日のドライブオン選手権レイノルズレイクオコニー終了時でドライビングディスタンス288.762ヤードを記録し、2位を6ヤード以上引き離してドラコン女王の座へ一直線。しかも、2006年にカリン・ショーディン(スウェーデン)がマークした284.500ヤードのツアー歴代最高記録をも大幅に上回っているのだ。