ヘッドスピードが格段にアップする「マックス素振り」を伝授!! 30回の素振りは300発打つよりタメになる!?

三塚優子がレクチャーする「ドライバーの飛ばしテク」VOL.12

2020/12/06 ゴルフサプリ編集部



2011年の日本女子プロなどツアー通算4勝。屈指のロングヒッターとしても知られた三塚優子がドライバーの飛ばしのテクニックを親切レッスン。飛距離が出なくて悩んでいるゴルファーにとって最高のクスリとなること請け合いだ。第12回は飛距離アップに大きな効果を発揮する練習法をレクチャーしてもらった。

飛距離を伸ばすにはどうしたらいいか? 皆さん、飛ばしの願望がとても強いようで、多くのアマチュアゴルファーからそんな質問を受けます。今の体力、筋力のままで飛距離をすぐに伸ばすなら、シャフトを長くするしか方法はないと思います。現在のドライバーのシャフトが45インチであれば46~47インチを使ってみるといいでしょう。クラブが長ければそれだけ遠心力が大きく働きやすい。しかし一方でミート率が低下しやすいという難点があります。長いクラブを使えば飛ばせるようになるけれども、すぐに正確に飛ばせるかというとちょっと難しいですね。

私がアマチュアゴルファーにオススメしたいのは素振りです。飛距離を伸ばしたいなら、ボールを打つよりも素振りを数多くこなすほうが、ずっと効果があります。素振りをしていただきたい時間帯というものがあって、それは朝なんです。朝のうちの方がカラダの動きとか、スイングの感覚などを吸収しやすい。夜、会社から帰宅して疲れたカラダで素振りをするよりも、筋肉や神経などの感覚が新鮮なうちにした方が、素振りをやった回数だけの効果が得られます。