スイングがみるみるよくなる、3つの「ハンドファースト体感」ドリル!

吉本舞の“ゴルフ上達の近道”を教えちゃいます! 第14回

2021/01/30 ゴルフサプリ編集部



ゴルフがあっという間にうまくなれるコツを、吉本舞がわかりやすくレッスンするシリーズ。今回も13回に続いて、上達スピードアップの練習法を教えてもらおう。「インパクトの大原則であるハンドファーストを体感することで、スイングがどんどんよくなってきますよ」と吉本。さっそく取り組んで、上達を実感しよう。

最初に紹介したいのは「ワイドスタンスドリル」です。クラブは7〜8番アイアンがいいでしょう。そして通常よりもスタンスをうんと広くして構え、トップとフィニッシュの間を往復させて素振りを繰り返します。

ポイントは両手首を柔らかく使って、両ヒジをなるべく下に向けたままで腕を振ること。実際にやってみるとわかりますが、ワイドスタンスに構えると下半身の動きが抑制されて、カラダの回転が結構きつく感じられます。それでもクラブヘッドの運動量を増やしてあげるつもりで、腕をしっかり振りましょう。

普段からカラダを回そうとしている人は、自分が思った以上に下半身が動きすぎています。そうなると腕の振りが鈍って、ハンドファーストのインパクトがなかなか作れないんです。その点、ワイドスタンスに構えて腕を柔軟に使ってスイングすれば正しい腕使いを体感できますし、クラブヘッドを丸く振る動きの中で自然とインパクトでハンドファーストの形が作られます。この練習で「クラブを振る」という基本動作のイメージがつかんでください。