絶対オススメ! ハンドファーストに打てるようになる即効ドリルを公開!!

ワイドスタンスドリルで「腕を振る」基本動作をマスター

最初に紹介したいのは「ワイドスタンスドリル」です。クラブは7〜8番アイアンがいいでしょう。そして通常よりもスタンスをうんと広くして構え、トップとフィニッシュの間を往復させて素振りを繰り返します。

ポイントは両手首を柔らかく使って、両ヒジをなるべく下に向けたままで腕を振ること。実際にやってみるとわかりますが、ワイドスタンスに構えると下半身の動きが抑制されて、カラダの回転が結構きつく感じられます。それでもクラブヘッドの運動量を増やしてあげるつもりで、腕をしっかり振りましょう。

普段からカラダを回そうとしている人は、自分が思った以上に下半身が動きすぎています。そうなると腕の振りが鈍って、ハンドファーストのインパクトがなかなか作れないんです。その点、ワイドスタンスに構えて腕を柔軟に使ってスイングすれば正しい腕使いを体感できますし、クラブヘッドを丸く振る動きの中で自然とインパクトでハンドファーストの形が作られます。この練習で「クラブを振る」という基本動作のイメージがつかんでください。

鞘(さや)抜きドリルで憧れのダウンブロースイングが身につく

次は「鞘抜きドリル」です。クラブは7〜8番アイアンでOK。アドレスの姿勢を作ったら、トップの位置までクラブを上げていきます。トップでいったん静止し、シャフトを右肩の上に乗せましょう。背中に刀の鞘を背負っていて、鞘の中にクラブを収めるというイメージです。

そして、その位置からダウンスイング。通常のトップよりもクラブヘッドのスタートの位置がかなり後ろ側となりますから、ダウンスイングで大きなタメが作れます。手元を先行させて振り下ろすことで、ハンドファーストのインパクトが作りやすくなるんですよ。

「アイアンはダウンブローに打つ」といいますよね。ボールをダウンブローにとらえるにはハンドファーストインパクトが絶対条件です。インパクトで体重を左足に乗せて、手元が最後までクラブヘッドに追い越されないイメージで打ちましょう。ボールを上げようとするとダウンスイングで体重が右足に残ったままとなり、手首が早くほどけてしまいます。鞘抜きドリルは素振りでも、ボールを打っても構いません。インパクトで体重が乗ってこないとボールを打てないことがよくわかります。皆さんが憧れるダウンブローをマスターするにはオススメの練習法です。

犬の散歩ドリルでハンドファーストのコツを体感しよう

3つめは「犬の散歩ドリル」。これはスイング練習というよりも、ゴルフクラブの正しい使い方のイメージをつかむのが目的です。クラブヘッドを飼い犬、シャフトはリード、すなわち犬の首輪とつながったロープと考えてください。あなたは愛犬を上手に誘導してあげる飼い主です。

まずアドレスの姿勢を作りましょう。そして犬を自分の右側へと引っ張ってあげるようにテークバックします。手元から動かして、クラブヘッドが引っ張られる感覚です。クラブヘッドが右へ移動したら、今度は切り返し。犬を左側へ導いてあげるイメージで手元を目標側に持っていきましょう。クラブヘッドが遅れて戻ってきますから、インパクトエリアで勝手にハンドファーストの形が作られることがわかります。

犬の散歩ドリルは腰よりも下くらいの小さいスイングでクラブを動かします。クラブヘッドを芝の上で軽く引きずりながら、往復スイングを繰り返しましょう。フォロースルーの方向に振り抜いたら、バックスイングの方向に切り返して同じように手元を先行させます。この練習で理解してもらいたいのは、ハンドファーストインパクトを作ることができればフェースが自動的にターンすること。これがボールのつかまりをよくし、グッドショットの確率を上げるポイントなんです。ワイドスタンスドリル、鞘抜きドリル、犬の散歩ドリルでコツをつかんでスイングのレベルを上げてくださいね。

最後に動画でチェック

両足を大きく広げて、手首を柔らかく使って往復素振りを繰り返そう。クラブを丸く振る動きの中で自然にハンドファーストの形が作られる。

※動画はBGMが流れますので音量にご注意ください。

吉本 舞
よしもと・まい/佐賀県出身。USLPGA Teaching&club Professionalの資格を取得。ゴルフの楽しさを多くの方に伝えたく、敏腕カリスマコーチ森守洋に師事。現在は東京ゴルフスタジオ(三鷹市)で多くのアマチュアをレッスン。一人一人の悩みに寄り添い、丁寧でわかりやすい指導で大人気。Instagramにてゴルフレッスンやゴルフウェアコーディネートなど更新中。@maiyoshimoto_

取材・文/三代 崇
写真/富士渓和春
協力/武蔵丘ゴルフコース



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