クラブを短く持つだけで、驚くほどナイスショットの確率が上がる!!

吉本舞の“ゴルフ上達の近道”を教えちゃいます! 第15回

2021/02/06 ゴルフサプリ編集部



ゴルフがあっという間にうまくなれるコツを、吉本舞がわかりやすくレッスンするシリーズ。今回はドライバーショットのミート率を上げて、効率よく飛ばすポイントをアドバイス。「フェアウェイキープ率も上がってスコアメイクがラクになりますよ」と吉本。早速レクチャーしてもらおう。

ドライバーショットを気持ちよく飛ばしたい! これはゴルファー共通の願いです。そのホールの第1打であるティショットの距離が十分に出て、フェアウエイをキープできたら、「パーが取れそうだな」と自分に期待したくなりますよね。スコアメイクはアプローチやパットの出来がカギとよくいいますが、これはティショットがうまく打てたという前提なんです。

かといってドライバーで100点満点のショットを打たなくてはダメというわけでもありません。最高のショットを求めると余計なプレッシャーを背負ってしまうことになりますから、「セカンドショットでグリーンの方向に打てる場所ならOK」くらいの気持ちで打ちましょう。点数でいえば、60〜80点くらいでも十分です。

要は0点とか10〜30点のような低い点数のショットを打たなければいいのです。OBや池、林などに打ち込むとスコアをガタガタにしてしまいますから、ドライバーショットを確実に打つことを心がけましょう。そのためにはクラブを短く持つのがオススメ。飛ばそうとするとクラブを長く持って大きく振ろうとする人が多いのですが、力んだりオーバースイングになったりしてミート率が低下してしまいます。その点、グリップの真ん中あたりを握ればスイングが自然とコンパクトになります。

カラダの回転はしっかり使うのですが、トップとフィニッシュが安定しやすく、スイング軌道が整ってミート率がアップする。しかもクラブがちょっと軽く感じられて、フィニッシュまで気持ちよく振り切れる。ミート率が上がれば左右の曲がり幅が抑えられますし、思った以上にキャリーを稼げます。最近のプロたちはクラブを短く持って、ドライバーを確実に打つ人が増えています。これは女性ゴルファーを含めて力のない人にとっても、効率よく飛ばすためのコツでもあるんですよ。