アプローチのチャックリは「右手打ちドリル」で徹底修正!!

セリザワメソッドを継承 広瀬祥代が“ミスの一発解決法”を教えます! ミスの原因&練習法がすぐにわかる! VOL.9

2021/01/07 ゴルフサプリ編集部



芹澤信雄率いる『チームセリザワゴルフアカデミー』の紅一点のティーチングプロ、広瀬祥代。親切でわかりやすいレッスンで、年齢性別を問わず多くのゴルファーに人気。その広瀬がドライバーからパターまでのミスの解決法をレッスン。ミスの原因に応じた対策法が明確になれば悩みを一発解消、ゴルフがどんどんうまくなる。どんな練習をしたらいいかわからないゴルファーも必見だ!

グリーン周りからのアプローチショットでボールの手前の芝を噛んでしまったときに、プロたちはよく「チャックリやっちゃったよ〜」と口にします。要はスイング軌道の最下点がボールの手前側となって、少しダフってしまった症状です。このチャックリが悪化した大ダフリを俗にザックリといいます。

チャックリの原因はテークバック時に手先の動きでクラブを上げたり、ハンドファーストに打ちすぎたりといろいろですが、手打ちになっているところが一番の問題点です。グリーン周りからのアプローチって、ピンまで20〜30ヤードくらいと結構近いですよね。スイングの振り幅が小さくてもカラダも回転主体でスイングしないといけないのに、カラダを回すことを忘れると手先でクラブを操作してしまいやすいんです。ボールに当てにいってインパクトで右ワキがあき、手首が折れてしまう傾向のある人はチャックリがよく出るはずです。