ロングパットが寄らない? それならスタート前に10メートルパットを打っておこう!

セリザワメソッドを継承 広瀬祥代が“ミスの一発解決法”を教えます! ミスの原因&練習法がすぐにわかる! VOL.16

2021/02/25 ゴルフサプリ編集部



芹澤信雄率いる『チームセリザワゴルフアカデミー』の紅一点のティーチングプロ、広瀬祥代。親切でわかりやすいレッスンで、年齢性別を問わず多くのゴルファーに人気。その広瀬がドライバーからパターまでのミスの解決法をレッスン。ミスの原因に応じた対策法が明確になれば悩みを一発解消、ゴルフがどんどんうまくなる。どんな練習をしたらいいかわからないゴルファーも必見だ!

カップまで10メートルくらいか、それ以上あるロングパットがカップの手前に大ショートしたり大オーバーしたりで距離感がまったく合わない。そう嘆くゴルファーがとても多いのですが、ロングパットがカップの近くに寄らないのは準備不足以外の何ものでもありません。1〜2メートルくらいのショートパットの練習なら自宅でパターマットを使うなど、いくらでも練習できます。でもロングパットの練習ができる場所は限られていますよね。極端な話、スタート前の練習グリーンで練習するしかないんです。

それにグリーンの速さは、プレーする日の気象条件や芝の刈り具合などで変わります。スタート前に練習グリーンで実際にコロがしてみないと、その日のグリーンにマッチした距離感の基準がつかめません。練習グリーンで短いパットの練習ばかりしても、効果は薄いです。長い距離を打っておかないと、コースプレーでロングパットがカップに寄ってくれないのです。長い距離のセカンドパットが残り、これも外して3パットや4パットばかりでスコアになりません。