スイングは全身の引っ張り合い! 拮抗する力が大きな飛距離を生む‼

ゴルフで美BODY|ゴルフピラティス/第18回 レジスタンス(引っ張り合い)

2020/12/25 ゴルフサプリ編集部



スムーズでバランスいい効率的なスイングを手に入れるには、そのベースとなる身体作りや身体のメンテナンスが重要。そこで、おすすめしたいのが、ゴルフピラティスだ。
ゴルファーのために考案されたゴルフピラティスは、美的スイングの要となる身体作りに効果があることはもちろん、美しい姿勢作りやシェイプアップ効果、ケガの予防にもつながる。

今回は、レジスタンス(引っ張り合い)について紹介する。

これまでさまざまなエクササイズを紹介してきましたが、その説明でしばしば、「頭が引っ張られるように」「足の裏で地面を押すように」「頭と足で引っ張り合うように」といった表現を使ってきました。 
実際には、頭が引っ張られたら大変なことになりますし、足の裏で地面が押せたらその部分がへこんでしまいます。頭と足で引っ張り合うこともできません……というツッコミはさておき。

ピラティスでは、互いに張り合うように拮抗する動きを重視していて、これを「レジスタンス」と呼んでいます。ピラティスは、筋肉を縮めて使うのではなく、伸ばしながら使うからです。専門的には、「伸張性収縮」といいます。逆に、筋肉を縮めて使うのは、「短縮性収縮」です。