1932年の宮本留吉から、のべ663人目のメジャー挑戦で悲願達成!
「いまどきツアーをデータ斬り!」国内外のゴルフツアーをあらゆるデータで一刀両断 Vol.74
松山英樹がマスターズを制し、日本男子初のメジャータイトルを手にした。そこで今回は男子メジャーにおける日本選手初めて物語をデータからひも解いてみる。
日本選手が初めてメジャーに参戦したのは1932年の全英オープンでのことだ。当時29歳の宮本留吉が予選会を突破して出場を決めている。
宮本は前年末からアメリカ遠征を続けており、その途中でイギリスに渡った形だった。全英オープン後、アメリカに戻って全米オープンにも出場している。結果は、ともに予選落ちだった。