スイング中の問題点がわかる! 30秒かけて超スロー素振り

飛距離365ヤード!高島早百合が教えるプラス10ヤードの直前練習【Vol.3】

2021/05/30 ゴルフサプリ編集部



練習不足の月イチゴルファーほど直前の練習で飛距離アップできるポテンシャルが高い!この連載ではドラコン女王の高島早百合が飛距離アップにつながる直前練習を紹介します!

GOLF TODAY本誌 No.588/108〜109ページより

宮里藍選手が現役の頃に「太極拳素振り」と呼ばれていたゆっくりした素振りをやっていましたが、あれは飛距離アップにもとても有効です。ゆっくり振ることで、スイング中の様々なポイントでフェースの向きや、体の向きが正しくなっているかを確認できます。ラウンド直前の練習では、その形を修正するだけでも飛距離を伸ばせると思います。

オススメは普段のスピードより、少しゆっくり振るというレベルではなくて、1スイングに30秒くらいかける超スローテンポ。スイング全体がスローテンポになっていないと意味がないのでアドレスからトップまで10秒、トップからインパクトまで10秒、インパクトからフィニッシュまで10秒という3つの区間を同じスローテンポにして30秒素振りをやってみてください。

その素振りの中で特に大事なポイントは2つあって、ハーフウェイバックでフェースがややクローズ(シャット)になっていることと、インパクトで体の前から手首が外れていないこと。この2つを意識するだけで、本番のスピードで打ったときでも飛距離アップにつながります。