メジャー男、ケプカが全英オープンの本命に名乗り!
2021年全英オープンガイド
今年最後のメジャーとなる「全英オープン」は7月15日に開幕。おそらく公式サイトの優勝候補No.1は「全米オープン」で優勝して世界ランク1位になったジョン・ラームだろうが、実は“メジャー男”ブルックス・ケプカも優勝候補に名乗りを上げてきた。
GOLF TODAY本誌590号/65〜67ページ
かつて4大メジャーで圧倒的な強さを誇ったブルックス・ケプカ。17年に「全米オープン」でメジャー初優勝を飾ってから、19年の「全米プロ」でメジャー4勝目を挙げるまでメジャー大会8戦4勝という驚異の勝率を誇っていた。
しかし、その後はケガがあり、20年以降はメジャー優勝だけでなく、PGAツアーでの優勝もなかった。そんなケプカだが、今年は本調子を取り戻して2月に「フェニックスオープン」で復活優勝を果たすと、5月の「全米プロ」でも2位、6月の「全米オープン」でも4位と2試合続けて最終日まで優勝争いを展開。明らかにメジャーでの強さを取り戻しつつあり、世界ランキングも8位までカムバック。「全英オープン」では優勝候補の本命とも言えるだろう。
また、ケプカ以外にも最近のメジャーで絶好調なのが南アフリカ出身のルイ・ウーストへーゼンと2020に「全米プロ」で優勝したコリン・モリカワ。ウーストへーゼンは「全米オープン」でも「全米プロ」でも2位になっていて、コリン・モリカワも2試合連続でトップ10。大舞台で結果を出している2人も「全英オープン」タイトルに近い存在だろう。