20億円集まったことも!米国チャリティイベントの舞台裏〜ウッズ、ミケルソンにアメフトのブレイディー、バスケットのバークレーなども協力〜
レックス倉本のGOLFアメリカンな話”ちょっと聞いて〜や‼︎”/第4回
7月6日に実施されたチャリティーイベントのTHE MATCH 4。左からとブライソン・デシャンボー、フィル・ミケルソン、トム・ブレイディー、アーロン・ロジャース
今回はチャリティー大国・アメリカならではのエンターテイメント産業が総力をあげたスポーツイベントの凄さとその背景。米ツアーのテレビ解説などでお馴染みでの米国フロリダ州在住・レックス倉本氏が解説する。
7月6日、モンタナ州でチャリティーイベントのTHE MATCH 4が行われました。今回は今ノリノリのフィル・ミケルソンとブライソン・デシャンボーに、アメフト界のスーパースター、トム・ブレイディー(スーパーボール7回優勝、3度のMVP)とアーロン・ロジャース(スーパーボール1回優勝、3度のMVP)が参戦。デシャンボー&ロジャース組が完勝しました(オルタネートショットマッチプレー)。
皆さんも記憶に残っているかもしれませんが、2018年にタイガー・ウッズとフィル・ミケルソンが日本円で約10億円をかけてマッチが行われて話題になったのが1回目(ラスベガス)。これは商売丸出しのイベントでマッチを観戦するのも有料でしたが、その課金システムがうまくい可動しないというハプニングもあって結果的に収益はあまり出なかったのですが、その時に多くの視聴者を獲得できることを知った企画者はその次もやるぞと企みました。