10球打つだけでヨコ振りのクセを解消! 両腕を高く上げてから打つとタテ振りに!
飛距離365ヤード!高島早百合が教えるプラス10ヤードの直前練習【Vol.5】
練習不足の月イチゴルファーほど直前の練習で飛距離アップできるポテンシャルが高い!この連載ではドラコン女王の高島早百合が飛距離アップにつながる直前練習を紹介します!
GOLF TODAY本誌 No.590 /76〜77ページより
飛ばすために絶対に必要な感覚はクラブを上から下にタテ振りで打つ感覚です。アマチュアでも飛距離が出る人ほど、上から下にヘッドを下ろす意識がありますが、飛ばない人はヨコ振りになっている人が多いです。ゴルフスイングの場合、ヘッドは横に動かすよりも上から下ろすほうがスピードも出しやすく、力が伝わりやすいです。
タテ振りの感覚はラウンド直前の練習でも習得できます。その練習法としてオススメなのがアドレスした姿勢から最初に両腕を肩の高さまで上げて、そこから体を回して打つドリルです。
最初に腕をタテ方向に上げることで、ダウンスイングでは腕をタテ方向に下ろす感覚をつかみやすい。ポイントは肩を支点に腕を上げること。よくヒジを曲げながら腕を上げる人がいますが、それは手打ちになるだけです。ヨコ振りになってしまう人は、トップからダウンスイングに入るときに右サイドが窮屈になっているのでタテ振りができない。でも、この練習法で最初に腕を上げれば右サイドにスペースがあるので、自然とタテ振りに修正できます。