R&Aは「SUSTAINABILITY」を重視
SDGsとゴルフ|第3回
SDGsとは,Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標であり、17のゴール・169のターゲットから構成されている。
SDGsの主要なキーワードである「SUSTAINABILITY(持続可能性)」。世界のゴルフ界においても、優先事項の高いテーマとして議論されている。ゴルフの総本山ともいわれるR&A(royal and Ancient Golf Club of St'Andrews)のホームページを見ると、「SUSTAINABILITY」という文字が目立つところに掲載されている。
GOLF TODAY本誌 No.592/101ページより
世界のゴルフルールを決定するに当たって指導的な役割を果たしたり、全英オープン、全英アマなどの世界的な競技を主催しているR&A。そのホームページを開くと、グローバルナビゲーションにはSDGsでお馴染みのキーワードがある。「SUSTAINABILITY」だ。
クリックすると概要を説明するページにリンク。「SUSTAINABILITYがゴルフの重要な優先事項である」という冒頭の文章から始まり、ゴルフ事業は「自然を保護し、コミュニティに利益をもたらし、資源を保全するものでなければなりません」と明確に書かれている。さらに、ゴルフにおける「SUSTAINABILITY」の課題として「自然」、「コミュニティ」、「資源」の3つの側面から解説している。