入射角って知っていますか? 番手が変わるとクラブヘッドの入射角が変わる
2週間でコースに出られる! 関浩太郎のビギナーレッスンVol.11
YouTube番組「KOTAROゴルフTV」とのコラボレーション企画の第11回。入射角とはインパクトに向かってクラブヘッドが下降していく際の角度のこと。ボールに対してヘッドが急角度で上から入れば入射角がキツく、ボールの高さに近づくほど緩やかに。番手によって適正な入射角でインパクトに至ることがナイスショットの条件の一つになる。
クラブヘッドの入射角は、スイング時のヘッド軌道とダウンスイングでの手の動きで決まります。
スイングするとクラブベットは円を描きますが、だからといってクラブを持った手も円軌道を描くかといえば、そうではありません。
クラブを下ろしていくダウンスイングの過程では、両手はボールに向かって真っすぐ動きます。このプロセスで手は直線的に動くのです。
もちろん、この動きはクラブが替わっても変わりません。一番長いドライバーも、最も短いウエッジも、ダウンスイングではボールに向かって手を真っすぐ下ろします。
こうすることで、クラブヘッドが描く円軌道がオートマチックに変わります。長いドライバーでは円弧が最も大きくなり、フェアウエイウッド→ユーティリティ→アイアン→ウエッジと、クラブが短くなるにしたがって円弧は小さくなっていきます。