フェアウェイウッドの打ち方のコツ VOL.1

女子ツアー伝説の飛ばし屋 三塚優子がわかりやすくレッスン!

2021/09/30 ゴルフサプリ編集部



フェアウェイウッドはドライバーのようにシャフトが長くて、しかもアイアンのように芝の上のボールを直接ヒットするクラブ。それだけに「うまく当たらない」、「ボールが上がらない」などと苦手意識を持つゴルファーは多いはず。そこでアマチュアレッスンに定評のある三塚優子に、フェアウェイウッドの打ち方のコツを教えてもらおう。

アイアンなら芝の上のボールを正確にヒットできるけれど、フェアウェイウッドはシャフトが長いからボールをきれいにコンタクトできず、難しいクラブだと思い込んでいるゴルファーは多いでしょう。私がレッスンしている練習場に来られる方々も「フェアウェイウッドが大の苦手」とよく口にします。でも結局は、うまく当たらないという先入観からボールに合わせにいったり、下からしゃくったりしてダフリやトップを連発させているんですよね。

私はドライバーもフェアウェイウッドもアイアンも、スイングはすべて一緒だと考えています。クラブによってアドレスを変えるだけで、スイング自体は変えません。アドレスの何が違うかというとボールの位置とスタンスの幅です。ティアップしたボールを打つドライバーショットのボールの位置は左カカト内側の延長線上が基本。7番アイアンはほぼスタンスの中央。そしてフェアウェイウッドのボールの位置は、ドライバーとアイアンの中間が目安となります。ドライバー、フェアウェイウッド、アイアンとシャフトが短くなるにしたがってボールをスタンスの中央に近づけると同時に、スタンスの幅も少しずつ狭くしましょう。