フェアウェイウッドの打ち方のコツ VOL.2

女子ツアー伝説の飛ばし屋 三塚優子がわかりやすくレッスン!

2021/10/07 ゴルフサプリ編集部



フェアウェイウッドはしっかり当たれば飛距離を出せるクラブ。パー5ホールや400ヤード以上もある長いパー4のセカンドショットでとても重宝する。フェアウェイウッドが苦手なままでは、スコアを大きくロスしてしまう。フェアウェイウッドでナイスショットが打てるようになるコツを三塚優子がレクチャーしてくれた。

フェアウェイウッドがうまく当たらず、飛距離が思うように出ない。ダフリやトップばかりで、ボールが全然上がらない。フェアウェイウッドが苦手なゴルファーたちは、そんな風によく口にします。でも裏を返せば、いろいろなミスショットが生じるのは、「飛ばしたい」「上げたい」という心理がスイングをメチャクチャにしてしまっているんです。

7番アイアンのショットの場合、ボールをスタンスの中央にセットし、フェアウェイウッドよりもスタンスを少し狭くすることで、自然にダウンブローにとらえられます。ところがフェアウェイウッドのショットでも、7番アイアンと同じボールの位置で構えて、意識的にダウンブローに打とうとするとカラダが突っ込んでしまいます。飛ばそうとして上体が力みやすい人に起こりやすいミスです。またボールを上げようとするとダウンスイングで上体が右に倒れるため、スイング軌道の最下点がボールの手前となり、ダフリやトップが生じやすくなります。