フィッティングは2回以上必要!アフターフィッティングの重要性
ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第17回
大蔵ゴルフスタジオでは、フィッティングしたクラブが完成した後にも、もう一度フィッティングを行うという。このアフターフィッティングをやる理由とは!?ゴルフライターのT島氏が切り込みます。
写真提供/大蔵ゴルフスタジオ
大蔵ゴルフスタジオでフィッティングしてできあがったクラブをササっと受け取って使いたいけど、“ちょっとお時間ください”と言われた友人からT島に電話がありました。金子フィッターに話を聞いてみました。
(T島)先日、大蔵ゴルフスタジオを紹介した友人から電話があり、できあがったクラブを受け取りに行こうと思ったら、「お時間いただきたいので予約してください」と言われて驚いて電話がありました。
(金子)〇〇さんですね。こちらにも確認の電話をいただきました。しっかり説明の上、ご理解いただけたようです。
(T島)まあビックリするよね。フィッティングしたのに、さらに受け取りの時にフィッティングをするなんて。
(金子)オーダーを頂いた際に、説明させていただいたのですが、伝わっていなかったようで申し訳ありません。
(T島)いやいや、フィッティングの時に“苦手だったフェアウェイウッドがバンバン打てたぁあああ”とすごく浮かれていたから、聞いてなかったんじゃないかな?私も電話で、アフターフィッティングについて説明したから。ごめんね、お騒がせして。
(金子)いえいえ、とんでもないです。アフターフィッティングって一般的じゃないですから。「お時間いただきます」というとビックリされることが多いです。
(T島)あいつ昔からおっちょこちょいで・・。でも、アフターフィッティングって良い仕組みだよね。できあがったクラブを打ってもらって、微調整するんでしょ?
(金子)そうなんです。アフターフィッティングは、トラックマンを使って行うことが多いですが、練習場打席がお好みだと、そちらでやることもあります。最初のフィッティングの際に、主要なスペックは決めて、部品をスペック通りにオーダーし、組み立てます。でも実際、ご自身に本当に合うかどうかが大切なので、商品をお渡しする際に微調整をするのです。