ZOZOチャンピオンシップの開幕前日、松山英樹が語る自分の状態は「マスターズが10なら、今は1以下」

2021/10/20 ゴルフサプリ編集部



2年振りとなった日本開催のPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」。その開幕前日に松山英樹が語った自身の状態は?

写真/相田克己(ZOZOチャンピオンシップ)

―今日の練習ラウンドで久常選手や、金谷選手と回った感想は?
「久常選手は、今日はじめて一緒に回ったんですけど、すごく魅力的な選手だと思います。金谷は何度も回っていて、よく知っている選手なので何とも思いません(笑)。それでも僕より全然下の世代の若い選手が、こうやってPGAツアーの選手に出るのは良いことだと思います」

―アマチュアの中島啓太選手については?
「中島選手は5年前の日本オープンの練習ラウンドで一緒に回って以来の再会だったのですが、すごく体も大きくなっていて、これからがすごく期待できると思います」

―2年前のタイガー・ウッズとの優勝争いを振り返ってみて、どうですか?
「タイガーと優勝争いをするのはすごく貴重な経験でした。(順延になった)月曜日の6ホールはかなり頑張ったんですけど、到底及ばなかった。でも、あの優勝争いで勉強になった部分は大きいです」

―初日、ザンダー・シャウフェレ選手、C.T.パン選手との組み合わせについては?
「ザンダーとはマスターズ、五輪の最終日にも一緒に回って良いプレーができたので、お互い明日も良いプレーをしたい。C.Tとはプレジデンツカップで組んだことがあって、すごくフレンドリーで、わかりやすい英語で話しかけてくれるので楽しくプレーできればいいです」

前日会見でも、何度も「日本のファンのために」という言葉を使っていた松山英樹。決して調子は良くないかも知れないが、日本ゴルフ界のエース、そしてマスターズ王者として「ZOZOチャンピオンシップ」ではビッグスコアを期待したい。

取材・文/野中真一