元・欧州ツアー賞金王、T・フリートウッドが魅せたスーパーバーディの後のニヤケ顔

ZOZOチャンピオンシップ第2ラウンドレポート

2021/10/22 ゴルフサプリ編集部



2020東京五輪の際にも来日した元・欧州ツアー賞金王のトミー・フリートウッド(英国)。ZOZOチャンピオンシップ初日は3アンダーの6位タイ。第2ラウンドはどこまでスコアを伸ばしてくるか? と見ていたら、とんでもないスーパーバーディを披露してくれた。

写真/圓岡紀夫(ZOZOチャンピオンシップ)

ZOZOチャンピオンシップ第2ラウンド、3アンダー6位タイという位置から9時58分・OUTコースからスタートしたトミー・フリートウッド。キーガン・ブラッドリー(米国)と日本男子ツアーの期待の若手、片岡尚之が同組だ。

フリートウッドは初日、2バーディ・3ボギー、そして6番・18番のパー5で2つのイーグルを奪取して観客を沸かせていた。さすがは世界トップクラスのプレーヤーというところだろう。しかし、2日目は雨。気温も低い。なかなかにタフなコンディションだ。多くの選手が伸び悩む中、フリートウッドもスタートホールとなった1番・405Y・パー4でボギー。このホールでは昨日もボギーを叩いている。そこからガタガタっとはいかず、2番から5番まではパーを重ねていく。そして、ようやく6番・587Y・パー5でこの日最初のバーディがやってくる。前半締めくくりの3ホールは、すべてパー。3アンダーで折り返す。

後半、10番・376Y・パー4で2つめのバーディを奪うが、次の11番・486Y・パー4でまたもやボギー。この11番、フリートウッドは昨日もボギーとしている。1番といい11番といい、フリートウッドにとっては鬼門のホールなのか? だが、13番・141Y・パー3でバーディを奪って、スコアをひとつ伸ばすことに成功。4アンダー、単独首位の松山英樹とは4打差。優勝という文字は、まだまだ霞んだわけではない。