ゴルフ仲間や同伴者から、クラブに関してアドバイスをされたことはあるだろうか？　その中には的外れなものが少なくない。アドバイスをする側の悪気はないのだが。。。今回もゴルフライターのT島氏が切り込みます。

写真提供／大蔵ゴルフスタジオ

（金子）T島さんが、大蔵ゴルフスタジオ特派員ブログに書いていた“同伴者に毒を盛られる”というのを読んで、予約してくださったお客様がいましたよ。

（T島）嬉しいじゃないの……競技の世界では結構あるみたいなのよ。T島もあるし……ルール違反ギリギリのヤツ。

（金子）あるみたいですね……でも予約してくださったお客様に女性の方なんですけど、毒を持った、というか……旦那さんの一言が気になっての来店でした。

（T島）あぁああああっ！　それ“レディースゴルファーあるある！”

（金子）なんだかT島さんレイザーラモンRGのような“あるある”ネタのゴルフ編が作れそうですね。

（T島）それいいね！ゴルフサプリさんでコーナー作ってもらおう。まあここでやればいいか！！以前特派員ブログで、旦那と彼氏に気をつけろ的なことを書いたなぁ。

（金子）ありましたね。今回のお客様は、ユーティリティを30度まで入れて、7番アイアン抜こうかな？と相談したら、旦那さんに“そんなんだから上手くならない。７番ぐらいアイアンがバシっと打てなきゃ”って言われたそうです。

（T島）　その旦那さんは、自分基準で考えちゃんだろうね。俺なんかヘッドスピード遅いから34度のユーティリティまで買ったし。

（金子）でもそれはお蔵入りしたんでしょ？

（T島）流石に高さを抑えて打てなくて……でも自分のヘッドスピード基準で考える人多いよね。“普通250ヤードぐらい飛ぶでしょ”とか言われたことある、普通ってなんだよ！！

（金子）ユーティリティって、クラブの種類では歴史が浅いですから、昔からゴルフをされている方は、抵抗ある方少なくないですね。

（T島）そうだね、20年ぐらいかな一般的になったのは。ヘッドスピード40m/sが厳しくなってきたら、地面からアイアンで打てるロフト角って、30度以下は結構厳しいんですよ。26度とかちょっと無理だね。

（金子）そうですね。実際女子ツアーの選手でも5番アイアンを抜くだけでなく、6番を抜く選手も増えてきていますね。

（T島）今度の新しい某社のアイアンって7番からのセットじゃなかったっけ？

（金子）そうですね。我々の扱っているパーツメーカーさんも、7番からPWまでの4本セットでオーダーできるところが増えてきました。

（T島）ちょっと前から言ってるけど、アイアンセットの重要度がどんどん下がってきて、ユーティリティセット、アイアンセット、ウエッジセット、セットはどれも同じぐらいの本数になると予測しているんだけどね。

（金子）すでに女性のセッティングはそうなりつつあります。

（T島）アイアンのロフト角が立ってきている問題もあるし……。

（金子）そうです。昔のアイアンより1番手は確実に立っていますし、長さは変わらないなら、ボールは上がりにくいですからね。

（T島）飛び系アイアンを使っていると特にそうだよね。飛び系アイアンだとアイアンって9番からでいいんじゃない（笑）

（金子）そうですね。9番で30度近くて長さもほぼ7番ですから……。