トップで3秒止めればダウンスイングの軌道が正しくなる
飛距離365ヤード!高島早百合が教えるプラス10ヤードの直前練習【Vol.9】
練習不足の月イチゴルファーほど直前の練習で飛距離アップできるポテンシャルが高い!この連載ではドラコン女王の高島早百合が飛距離アップにつながる直前練習を紹介します!
GOLF TODAY本誌 No.594/108〜109ページより
おそらく、ほとんどのアマチュアは、トップで止まることができないと思います。それは手の反動でバックスイングをしたり、腕を引っ張ってクラブを上げるからです。逆に手を使わず胸を回せば、トップで止まることは苦しくありません。だから、まずは苦しくないトップで3秒間止まる動きを意識してください。
トップで止まれるようになったら、そこからダウンスイングしてボールを打つ練習をしてください。トップからの切り返しでは、手の動きで微妙な調整をしながら打っている人が多いです。しかし、トップで止まらずにフルスイングしていると、手の調整もごまかせてしまう。だから、トップで止まって、ダウンスイングがカット軌道になっていたり、体を倒して打とうとしていないかに気づくことが大切なのです。
よく「切り返しではどこから動かせばいいの?」という質問を受けますが、トップのカタチが正しくないと、どこから動かしてもダメ。逆に正しいトップが作れば前傾をキープしたまま上半身を回転させるだけでOK! 私は切り返しでは腰よりも、上半身(胸)を回すことが大切だと思います。