アプローチのミスは”手先合わせ”が原因。グリップエンドをお腹に向けたままカラダで振ろう

シーズンインに備えよう! 人気コーチ・大西翔太があなたのスイングのマイナーチェンジをお手伝い!|Vol.5

2023/01/23 ゴルフサプリ編集部



人気の大西翔太コーチがスイング修正のポイントを親切アドバイス。スイングの「マイナーチェンジ」レッスンシリーズの第5回はアプローチショット。グリーン周りからピンに寄せたいときにチャックリやトップが出て大叩きの結果に。昨年はそんなアプローチによく泣かされた人は今のうちに欠点を直しておこう。

グリーン周りからのアプローチショットはピンまでの距離が20〜30ヤードくらいの場面が多いですよね。クラブはほとんどの人がAWやSWを使うことと思いますが、スイングの振り幅としては腰の高さくらいか、それよりもやや大きいでしょう。ドライバーやアイアンなどのフルショットと違って、ピンまでが近いため自分で振り幅をコントロールしなくてはなりません。そこがアプローチの難しいところです。

アプローチでミスが出やすい人は、手先だけの動きで距離を合わせようとします。カラダの回転を使わないで腕だけを振ろうとすると、インパクトで手首をコネやすくなります。インパクトの瞬間に力を入れたり緩めたりして距離をコントロールしようとするのもいけません。やはり手首中心のスイングとなり、フェースの芯でヒットできないからです。チャックリやトップなどのミスが出てしまう人の決定的なミスは「お腹を回していない」ことに尽きます。お腹が回転しないから手先だけの動きになっていると考えて間違いありません。