ドライバーが200ヤードも飛ばない病気持ちの週一練習ゴルファー。でも、平均スコア80前後でラウンドできる
100切りなんて簡単だ!エージシューターの極意 第1回
エージシューターとは1ラウンド(18ホール)のゴルフで 自分の年齢以下のスコアを出したゴルファーのこと。生涯で達成できるゴルファーは非常に少なく、究極の目標でもある。この記録を68歳の時に達成し、今も常にエージシュート(1ラウンドのゴルフで 自分の年齢以下のスコアを出すこと)を目標にラウンドしている高橋健二氏が、好スコアでラウンドする極意を伝授。100切りを目指す一般ゴルファーはもちろん、つねに70台、80台で回りたいと思っている中上級者まで、ゴルフが上手くなりたい人は必見です。
この「100切りなんて簡単だ!エージシューターの極意」は長期連載を予定。エイジシューターがやっている練習法や体調管理、スコアメイク術からホール攻略法まで毎回詳しく紹介します。
写真提供/高橋健二
皆さん、エージシュートを目指しませんか? 唐突な問いかけで、「まだそんな歳じゃないよ」と反発する人がいるかもしれません。でも、ぜひ最後まで読んでください。
ご存じのようにエージシュートは歳をとらないと達成できません。私は全国のエージシューター約100人に取材していますが、その人たちの初エージシュート達成年齢の平均は78・6歳です。つまり、ふつうは80歳近くにならないと達成できないのです。
あなたの周りの80歳前後のシニアゴルファーを見回してください。元気な人でもドライバーの飛距離は200ヤード飛んでいないでしょう。エイジシューターも例外ではなく、皆さん飛距離で悩んでいます。言い換えると、ドライバーが200ヤードも飛ばない人たちが80前後スコアで回ってくるのです。そのコツを知りたいと思いませんか?
また、エージシューターは、ほぼ例外なく病気持ちです。腰痛をはじめ、ヒザやヒジや手首に痛みを抱えています。1日ラウンドすれば翌日は腰が重く、起きるのも大変とこぼす人も少なくありません。そんなとき、どうやって体調管理しているか知りたくないですか?
あるいはエージシューターはあまり練習しません。練習は好きでも体力が持たないために、やっても週イチ程度です。それでもコースに出ると、ドライバーのフェアウエーキープ率は抜群です。距離が出ないので、2打目はフェアウェイウッドを使うケースが多いのですが、それもミスをせず、真っ直ぐ飛ばします。なぜ、そんなことが可能なのか、その練習法を知りたいとは思いませんか?