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ドライバーが200ヤード飛ばない。病気持ち、週一練習。でも、80前後平均スコアでラウンドできる

100切りなんて簡単だ!エージシューターの極意 第1回

2022/02/07 ゴルフサプリ編集部 高橋健二

ドライバーが200ヤード飛ばない。病気持ち、週一練習。でも、80前後平均スコアでラウンドできる

エージシューターとは1ラウンド(18ホール)のゴルフで 自分の年齢以下のスコアを出したゴルファーのこと。生涯で達成できるゴルファーは非常に少なく、究極の目標でもある。この記録を68歳の時に達成し、今も常にエージシュート(1ラウンドのゴルフで 自分の年齢以下のスコアを出すこと)を目標にラウンドしている高橋健二氏が、好スコアでラウンドする極意を伝授。100切りを目指す一般ゴルファーはもちろん、つねに70台、80台で回りたいと思っている中上級者まで、ゴルフが上手くなりたい人は必見です。
この「100切りなんて簡単だ!エージシューターの極意」は長期連載を予定。エイジシューターがやっている練習法や体調管理、スコアメイク術からホール攻略法まで毎回詳しく紹介します。

写真提供/高橋健二

初エージシュート達成年齢の平均は78・6歳

皆さん、エージシュートを目指しませんか? 唐突な問いかけで、「まだそんな歳じゃないよ」と反発する人がいるかもしれません。でも、ぜひ最後まで読んでください。

ご存じのようにエージシュートは歳をとらないと達成できません。私は全国のエージシューター約100人に取材していますが、その人たちの初エージシュート達成年齢の平均は78・6歳です。つまり、ふつうは80歳近くにならないと達成できないのです。

あなたの周りの80歳前後のシニアゴルファーを見回してください。元気な人でもドライバーの飛距離は200ヤード飛んでいないでしょう。エイジシューターも例外ではなく、皆さん飛距離で悩んでいます。言い換えると、ドライバーが200ヤードも飛ばない人たちが80前後スコアで回ってくるのです。そのコツを知りたいと思いませんか?

また、エージシューターは、ほぼ例外なく病気持ちです。腰痛をはじめ、ヒザやヒジや手首に痛みを抱えています。1日ラウンドすれば翌日は腰が重く、起きるのも大変とこぼす人も少なくありません。そんなとき、どうやって体調管理しているか知りたくないですか?

あるいはエージシューターはあまり練習しません。練習は好きでも体力が持たないために、やっても週イチ程度です。それでもコースに出ると、ドライバーのフェアウエーキープ率は抜群です。距離が出ないので、2打目はフェアウェイウッドを使うケースが多いのですが、それもミスをせず、真っ直ぐ飛ばします。なぜ、そんなことが可能なのか、その練習法を知りたいとは思いませんか?

練習場ではドライバーから練習しよう

あなたは練習場で、どのクラブから練習しますか?

多くのアマチュアゴルファーは、短いクラブから練習を始めます。まずウェッジでショートアプローチから始め、番手を上げて9番アイアン➡7番アイアン➡5番アイアンと続け、フェアウェイウッドをやって最後にドライバーを練習する。そんな順序でやっていませんか? それで上手くいっている人は、この先、お読みいただく必要はありません。その順番で練習しても、なかなか上手くならないという人のみ、お読みください。

あなたが、短いアイアンの番手から練習するのはなぜですか? たぶん、短いクラブでウォーミングアップをして体をほぐしたいと考えているからでしょう。

だったら、ドライバーでウォーミングアップをしたらどうですか。つまり、最初にドライバーから練習を始めるのです。目的はウォーミングアップなので、最初は軽く打ちます。ティーアップしたボールを真っ直ぐ100ヤード打つのです。

やってみると分かりますが、100ヤードの距離を真っ直ぐ打とうと思えば、インパクトエリアでドライバーヘッドのフェース面はターゲットラインに対して直角に向き、かつヘッド軌道はターゲットライン通りに動いていなければなりません。この間、手首を返してはいけません。手首を返さず、ターゲットラインに沿ってヘッドを動かし、フェース面を直角にキープした状態でボールに当てたときだけ、打球は真っ直ぐに飛びます。100ヤードの距離なら、振り幅は3時―9時の大きさです。

これをやって10球中7~8球、真っ直ぐ100ヤード打てるようになったら、次は150ヤード打ちます。150ヤードの距離も10球中7~8球真っ直ぐ飛ぶようになったら、振り幅を広げて200ヤードの距離を打ちます。この距離が思い通りの球筋で打てるようになったら、そこからはマン振りです。身体はすっかりほぐれているはずなので、あなたのパフォーマンスを目いっぱい使って振りましょう。このころにはインパクトエリアでフェース面を直角に当てることができているので、どれだけドライバーをマン振りしてもボールは真っ直ぐ飛んでくれます。

フェアウェイウッドやアイアン、アプローチの練習に進むのはその後です。ちなみに私は、通常はドライバーの練習を30%、フェアウェイウッドを10%、アイアンを10%、ウェッジでのアプローチを50%やるようにしています。持参するクラブはドライバー、フェアウェイウッド、4番アイアン、ピッチングウェッジ、サンドウェッジの5本のみです。

ドライバーから練習するとコースでラウンドする際の好プレー、好スコアにつながる

ウォーミングアップを兼ねてドライバーから練習することのメリットは、たんに真っ直ぐ飛ばすことだけではありません。

ゴルフ場では、スタートホールがパー3でもない限り、最初にドライバーを使います。だから練習場でも最初にドライバーから打って、ゴルフとはそういうものだと自分に言い聞かせる効果があります。

ドライバーで距離を打ち分ける練習をしていると、次のようなメリットがあります。

第1に、ティショットを刻みたいホールで躊躇なくドライバーを打てます。たとえば200ヤード先で左右にドッグレッグしているホールとか、200ヤード先に池のあるホールで、多くの人はフェアウェイウッドやロングアイアンで刻みます。ゴルファーとして一番、恥ずかしいのは、刻む意図を持って短いクラブを使いながらミスをするケースです。そこでドライバーを使って距離をコントロールして打つ。気分いいだけでなく、相手とマッチプレーの勝負をしているなら、間違いなく心理的に有利に立てます。

第2に、長いパー3が楽しくなります。
たとえば210ヤードのような長いパー3のアゲインストホールで、3番ウッドでは届かないときもドライバーで攻めていけます。距離の長いパー3は、グリーン周りにバンカーなどがないケースが多いので、真っ直ぐ打てば手前から転がってオンする確率が高いのです。これってすごく楽しいと思いませんか。

第3に、左右にOBや池やバンカーのある狭いホールでもドライバーを不安なく取り出せます。そもそも、ふつうの遊びのゴルフで、ティショットをドライバー以外のクラブで刻もうなんてセコい考えを起こさずに済むことがどれだけ精神的に気分いいか。そういう優越感が、ふだんドライバーから練習することによって得られるのです。

どうです。エイジシュートを目指すジジイゴルファーのやっている練習って楽しそうでしょう。練習だけでなく、コースの攻め方やクラブの使い方の楽しさ満載です。次回は、練習場でどういう練習をするとラウンドに役立つかを考えてみましょう。

高橋健二/ノンフィクションライター

高橋健二/ノンフィクションライター。1948年生まれ。企業ものノンフィクション「スーパーファミコン任天堂の陰謀」などを多数執筆。趣味はゴルフ。エイジシユート達成者を100人以上取材し、自身も68歳のとき1度達成している。


100切りなんて簡単だ!エージシューターの極意


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