これまでのゼクシオ観が一変!ダンロップ「ゼクシオX」アイアン
2022ニューモデルを関浩太郎が試打インプレッションVol.9
スイングコーチ兼クラブフィッターの関浩太郎が今回試打したのはダンロップ「ゼクシオX」アイアン。シニアユースのイメージがあるゼクシオアイアンにアスリート系のテイストを注入したニューモデルで、本来のやさしさはそのままに、幅広いゴルファーが受け入れられるようになったと評判が高い。
なるほど、そう言われるとパッと見、ゼクシオとはわからない。ロゴが消えただけだが、雑誌で言えば表紙はおろかタイトルまでガラッと変わるほどの変貌。メーカーの企画会議もさぞや揉めたことだろう。
「ロゴがなくなっただけでなく、デザインもカッコいいですよね。メッキの仕上げもきれいですし、ソールはスリクソンでも定評のあるV字ソールですが、尾根を境に艶消しと艶出しに分かれていて、メイド・イン・ジャパンらしい作り込み方です。
構えてみるとスタンダードゼクシオよりは小さいですが、プロモデルよりはヘッドが大きめ。グースも強めに入っているので“つかまり感”があります。まさに前述した傾向があって思い切れない若いゴルファーに、ゼクシオフォージドの後継としてすすめるのにうってつけです」