スライサーに幸せをもたらす”ドローマシン” キャロウェイ「ローグST マックス D」ドライバー
2022ニューモデルを関浩太郎が試打インプレッションVol.13
スイングコーチ兼クラブフィッターの関浩太郎が今回試打したのはキャロウェイ「ローグST マックス D」ドライバー。EPICシリーズに代わるローグSTシリーズの一角をなすクラブ。独自のAI設計による新機軸を盛り込みインパクトのエネルギーを余すことなくボールへと伝える。
マックスDの「D」はドロー(Drow)のD。すでにこのコーナーで紹介した「ローグ ST マックス」も相当つかまりのいいドライバーだったが、マックスDはさらにその上を行く存在で、右に出るボールをとことん抑えたいプレーヤー向けだという。建て付けはドローバイアスでアップライト。メーカーからは「気持ち良く振り抜くだけで、これまで以上に高初速のハイドロー弾道を、繰り返し放つことが可能となっています」とのメッセージが届いている。
「確かにスタンダードのマックスでもかなりボールがつかまって、フェードを打つのに苦労したほどでした。さらにつかまるらしい、派手なスライサーに向けたドライバーということになると、ゼクシオやエッグなど国産のつかまり系ドライバーのライバルになるのかな、という感じですね」