100切りの一番の近道は「ロングパットの上達」にある!
PGA初の女性A級ティーチングプロ 中村英美がレクチャーする「100を切るためのお約束!」|第2回
「ショットはよかったのにパットがなぁ」。もう少しで念願の90台のスコアを達成できそうだったのに100オーバーしてしまった人たちは、決まってそう口にする。「ショットのレベルを上げるのも大事ですが、それ以上にロングパットのミスを減らすことが重要です!」と中村英美は力説する。
ドライバーはそんなに曲がらないし、アイアンショットだってまずまずの出来。それなのにスコアはいつも100オーバー。私がラウンドレッスンをご一緒しているアマチュアゴルファーによく見られるタイプです。「キャリアは長いからショットには自信があります」と言うけれど、その割には90台のスコアがなかなか出ない。どうしてだと思いますか?
答えは、パットの出来がよくないからです。ショットはよくても3パットや4パットがとても多いのです。なぜグリーン上で大叩きしてしまうかというと、10メートル近くかそれ以上のロングパットがカップに寄らず、セカンドパットも入らないという負の連鎖に陥っているからです。同じ失敗を繰り返さないために、まずはロングパットのレッスンからスタートしましょう。