アメリカ発“叩けるシャフト”の進化バージョンが登場! フジクラ「ベンタスTR」

2022ニューモデルを関浩太郎が試打インプレッションVol.18

2022/04/29 ゴルフサプリ編集部



スイングコーチ兼クラブフィッターの関浩太郎が今回試打したのはフジクラのニューシャフト「ベンタスTR」。PGAツアーで使用率No1を獲得した「ベンタス」シリーズの最進化バージョンで、叩けるフィーリングはそのままに既存の2モデルの中間を狙った設計がなされている。

2019年からUSPGAツアーでプロモーションをスタートしたフジクラのシャフト「ベンタス」シリーズ。同ツアーでの使用率No.1を目標に掲げた「ベンタスブルー」はボールのバラつきを抑えたいツアープレーヤーのニーズに応え、ティショットのフェアウェイキープ率アップに貢献。見事に目標を達成してみせた。

これまで日本では「ベンタスブルー」と「ベンタスブラック」の2モデルを発売している。ともにPGAツアーの使用プロの意見をもとに飛距離とコントロール性を両立した元調子系シャフトだが、ブルーは先端剛性が高く中間から手元側の剛性を抑えたモデルで中元調子系で叩ける。これに対してブラックは先端剛性の高さを維持しつつ、中間から手元剛性を高めた元調子。ブルー以上に叩けるためバックスピン量を抑えた低く強い弾道を実現する。

今回、関に試打してもらう「TR」は、ブルーとブラックの優れたボールコントロール性能をさらに進化させたバージョンだ。