TOUR B JGR スプラッシュ ボールは、お得に最高を楽しめる!

ブリヂストンスポーツの技術の結晶であるTOUR B JGR スプラッシュ ボールをコースに持ち込み、ロマン派ゴルフ作家が検証する!

2022/04/28 ゴルフサプリ編集部 篠原嗣典



ブリヂストンスポーツ TOUR B JGR スプラッシュ ボール

新しい『TOUR B JGR SPLASH ボール』は、どこか進化したのか? ロマン派ゴルフ作家がコースに持ち込んで、その謎を紐解き、レポートする。

撮影/篠原嗣典

ブリヂストンスポーツは、2022年4月15日に『TOUR B JGR SPLASH ボール』を発売した。
コピーは、“撥水コーティングで、水・泥を弾いて「飛びマッスル。」!”だ。

『TOUR B JGR SPLASH ボール』は、内部構造は、現在の『TOUR B JGR ボール』と全く同じだ。
違うのは、ボール表面に施された撥水コーティングである。
このコーティングが、飛距離や直進性低下の原因となる「水分」や「泥」の付着を制御して、今まで問題が起きていたシーンでも、飛距離性能や精度を追求できるようになるという。

『TOUR B JGR ボール』は、いわゆる、ウレタンカバーのツアーボールではないが、高機能を売りにしているボールのカテゴリーでは、総合力で最も優れているボールと言える。
だからこそ、『TOUR B JGR SPLASH ボール』は興味深いのだ。

最高レベルに達しているボールを進化させたり、プラスの機能を足そうとすることは、想像するよりも困難で、重要な項目のレベルダウンを招く大失敗も、過去の用具史にはたくさんあったのである。
『TOUR B JGR SPLASH ボール』は、困難をクリアして、プラス要素を活かせるボールになっているのか?

さて、撥水する機能なんて、どうでも良いじゃん、という声も聞こえてくる。
ハッキリ書くと、そんなことだからダメなのである。
実は、ほとんどのゴルファーは経験しているのだ。ディンプルに泥などが詰まって、信じられない方向にボールが急激に曲がってしまうことを。

メジャーに優勝するようなトッププロでも、ディンプルが塞がってしまったボールを狙い通りにコントロールするのは無理だ。運不運の要素が強くなりすぎるので、トーナメントでは、少しでも泥が付きやすくなる状態になると、ボールを拾って、汚れを拭いても良いという“リフト&クリーン ルール”が採用されるのだ。

撥水コーティングは、不幸なミスショットをなくす夢の技術なのである。
最高の総合力を誇る『TOUR B JGR ボール』に、撥水コーティングが加わったら鬼に金棒だ。
思いっ切りハードルを上げて、試打ラウンドに突入した。