ゴルフと日焼け2|日焼け止めを正しく、賢く使っていますか?
生涯スポーツ・ゴルフと健康「末長くゴルフを楽しむために」|第14回
五月晴れや梅雨の晴れ間は、最高のゴルフ日和です。フェアウェイに飛び出して快晴のラウンドを存分に楽しみたいものですが、日焼け対策を忘れると大変なことに…。日焼けを引き起こす紫外線量は5月、6月から夏にかけてピークを迎えます。しっかり予防して、肌もゴルフも、溌剌さをキープしましょう。
前回は、紫外線による日焼けのメカニズムと日焼け予防の重要性について、皮膚科の専門医である松本美緒先生(五反田・サザンガーデンクリニック副院長)にご説明いただきました。
今回は、紫外線をブロックするために絶対欠かせない日焼け止めクリームについて、正しい選び方のポイントを教えていただきます。最初に、ある実験からわかった「日焼け止めあるあるエピソード」をご紹介しましょう。
あるメーカーが、何の指導もアドバイスもせずに被験者に日焼け止めを塗ってもらったそうです。すると、ほとんど全員が日焼け止めクリームを塗る量が少なすぎることがわかったのです。メーカーが推奨する半分以下の量しか塗らない人もたくさんいました。例えば、塗る量が2分の1だと効果は4分の1、4分の1しか塗らなければ効果は16分の1になるということです。